「三文小説」T-53 ３つの文で綴る、さんぶん小説 『昭和の銭湯物語-その2』 その頃、小学4、5年生のくせに、僕は近所の夕方の4時頃に開く銭湯の一番風呂を目指していて、学校が退けると、ダッシュで駆けつけたものだが、どんなに早く着いても、必ず僕より先…

「三文小説」T-54 ３つの文で綴る、さんぶん小説 『タイムトンネル』 いつの間にか晩婚組に入った僕は、婚約者の彼女を田舎の母に会わせるために、下りの特急列車に乗っていたが、彼女がトイレに立った時、僕は妙な目眩に襲われ、それから列車がトンネルに入…